Flash CS3に入門してみた

ので、ちょっとまとめておく。ちなみにFlashといっても、デザイナー等の芸術家向けのアニメーションタイプとプログラマー向きのアプリケーションタイプがあるとして、もちろん後者のアプリケーションタイプをターゲットにした内容になっています。

インスタンスのタイプ

インスタンスのタイプには以下の3つがある。

ムービークリップとグラフィックの違いがよく分からない。つまづく人は多いはず。大きな違いはActionScriptが「書ける/書けない」ということらしい。ムービークリップシンボルとグラフィックシンボルの違いは? – 教えて!goo

フレームについて

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白マル 空白キーフレーム ムービークリップなどが何も無い状態が開始されることを示す。
他にレイヤーが無ければ、何も表示されないことになる。
黒マル キーフレーム ムービークリップなどが初めて登場することを示す。
a 小文字のa アクションスクリプト アクションスクリプトが書かれているフレーム。
白い長方形 フレーム終了 続行されてきたキーフレームの状態が終了するフレームであることを示す。
上記以外 通常のフレーム 前方のキーフレームの状態をキープする。

ActionScript用のレイヤーを用意する

ActionScriptをフレームに書く場合、ActionScript用のレイヤーを作り、そちらにまとめるようにする。

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よく使うショートカット

F5 フレームの追加
Shift + F5 フレームの削除
F8 シンボルに変換
F9 アクションパネルを開く
Ctrl + Enter ムービープレビュー

フレームアクションと描写

フレームアクションは、そのフレームに再生が移ってきたタイミングで実行されるらしい。1フレームだけの場合にフレームアクションが繰り返されないのは、「1フレーム目⇒1フレーム目⇒1フレーム目」となり、再生が移ってきたという判定がされないからなのであろう。ちなみにfpsとは1秒間に何コマ再生されるかということ。

変数の宣言

var n:int = 10;
var str:String = "Flashcs3";
var mc:MovieClip = new MovieClip();var value:*

コロンで区切って型を指定することによって、コードヒントが使えるようになる。型を厳密に指定しない場合は、4行目のように指定する。

アクションスクリプトはで来るだけ一箇所(1フレーム内)に収める

そうすることで以下のメリットがある

タイムラインが読み込まれる順番

タイムラインは一番階層が上のメインフレームから下の階層に向かって順番に読み込まれる。同じタイムライン上で、初めてそのタイムラインに登場するムービークリップに対して上の階層からアクセスしようとすると値を取得することが出来ない。この問題は必要な場合は、処理を関数として予め宣言し、読み込んでおくことで解決できる。